時々、業者や職人さんや知り合いを通じて、住まいについての相談を受けることがあります。
敷地の用途地域に関することや、単純な増築や敷地内に別棟で増築する場合等の法律的なこと、
材料や製品や工法についてのこと、
工務店やハウスメーカーに提示された工事費の見極め、
既に計画されたプランをもうちょっと良くするには…などなどです。
とても込み入った相談の場合、現地を見に行ったり、役所に確認したり、
相談者の方に逆に質問しなければならないこともありますが、
その場ですぐに相談者の方が安心できる答えを返せることもあります。
考えてみると、そういった相談は直接の電話やメールよりも、
誰かの伝手を通して…一旦相談を受けた方が僕のことを知っていて…の方が圧倒的に多くて、
相談者にとって知らない設計事務所に相談することは大仰だとか、
相談しにくいと感じられている、
または、設計事務所にそういった相談をすること自体が認知されてないのではないか、と感じます。
そして、僕が思っているよりもたくさんの方が住まいづくりに関して分からないことや、
悩みを持っているのではないかとも思います。
設計事務所と言っても企業的、組織的なものもあれば、
僕のように個人で活動しているものもあります。
僕は設計の仕事を始めて20年以上経ちますが、その間に得た知識や技術や意識や心を、
自分と同じように普通に暮らしている人に向けて役立てたいと思って設計事務所を開きました。
ですから、相談された時はやはり嬉しく、力になりたいと思います。
相談は無料です。
近所の人に世間話のついでに訊いてみるくらいの感覚でご連絡いただければと思います。